バイオマス関連記事2003年9月
■仙台市、下水汚泥から水素製造の研究開始
仙台市は2003年秋から東北大学と共同で、太陽光と下水の汚泥を利用して水素を製造するシステムの研究開発を行う。このシステムは、汚泥から発生する硫化水素に、触媒となる太陽光を照射して水素を取り出す仕組み。残った硫黄元素は、産業廃棄物に含まれる重金属成分と合成し、資源として再生する。
東北大学大学院環境科学研究科の田路和幸教授が開発を担当、市は実験場所として市の下水処理施設を提供、500万円の資金助成を行う。
(JFS情報データベース 2003年9月21日)
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