バイオマス関連記事2003年9月
■明電舎が石川県の病院で、廃食用油利用の熱伝供給システム実証実験
明電舎は、ロン・スタッフ社と協力し、廃食用油を燃料とした熱伝供給システムの全国初の実証実験に、石川県松任市の松任石川中央病院で取り組んでいる。NEDOの助成を受け、02年6月から実験を開始。市内の給食センターなどから集められた廃食用油を燃料化プラントでタービン用燃料に転換。これをマイクロガスタービンで燃料させ、28kWhの電力を得ている。年間発電量は、同病院の総電力使用量の約1%に相当。エネルギー効率は75%でシステムは安定稼働しているとのことである。
(読売新聞 2003年9月20日)
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