地域の動き

 バイオマス・ニッポン総合戦略を契機として、地域でも様々な取組みが増えてきた。これらの動きは広範囲にわたっており、全てをカバーすることはスペースの関係上できないため、下表では先進的かつユニークな取組みを中心に紹介してみた。

岩手県で開発された「いわて型ペレットストーブ」

京都府八木町でのメタン発酵後の液肥散布風景。液肥の有効利用できるかどうかが、事業の採算性に大きく関わってくる。
(出所:八木町農林振興課中川悦光氏講演資料)

山口テクノパーク企業組合ホーメック工場内の実証プラント

 他にも様々な動きがあるが、いずれにしても、バイオマスの取り組みの主軸は地域の取り組みであり、様々なプロジェクトが数多くの障害を乗り越えて切磋琢磨していくことにこそ、バイオマス利活用の将来があるといえよう。

 

表:2003年の地域での主な取組み

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