バイオマス関連記事2003年9月


■竹繊維を綿状に加工する技術を開発

 徳島県にあるベンチャー企業、バン(株)は、青竹を爆砕して繊維を取り出し、それを綿状に加工する技術を開発した。竹繊維はアンモニア、エチレン、ホルムアルデヒドなどを吸収し、また防菌、防湿効果を持つ。この技術開発により、環境に有害な化学物質に代わる安全な天然素材として広い分野での竹繊維の利用が期待される。壁材、壁紙、不織布、布団綿などでの利用のほか、竹繊維は軽くて強いのでガラス繊維に代わる素材としても注目されている。

(JFS情報データベース 2003年9月13日)

 

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