バイオマス関連記事2003年2月


■NKK、大阪ガス、メタン発酵の新技術を開発

 NKKは2月21日、大阪ガスと共同でコジェネレーションシステムの廃熱を利用する新しいメタン発酵技術の開発に成功したと発表した。超高温嫌気可溶菌を80℃で利用する。その熱は、発生バイオガスを用いたコジェネの廃熱でまなかえる。
 有機廃棄物の90%以上を可溶化でき、未分解物が従来技術比で1/3程度となるとともに、バイオガス発生量が約1.3倍となるなどの特徴を持つ。投資回収年数を4年程度にできると試算している。2004年にも処理量1トン/日程度(発酵槽20m3)のパイロットスケールで運転試験を実施、2006年度の商品化を目指す。

(化学工業日報 2003年2月24日)

 

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