バイオマス関連記事2003年2月


■大手合繊メーカー、生分解性素材事業を強化

 東レは、カーペットや寝具資材などを製品化、05年度をめどに年間販売数量4000トン、売上高100億円を目指す。ユニチカは2003年1月に生分解性繊維「テラマック」の事業を統括する「テラマック事業開発部」を新設。衣料用繊維から産業用資材まで幅広く展開、02年度3000トン、05年度1万5000トンの販売を見込む。 カネボウは「ラクトロン」ブランドで衣料用、産業資材、土木、園芸用途などを開拓、02年度16億円、03年度には50億円に売上高を引き上げる。クラレは「プラスターチ」ブランドで産業用途向け繊維を展開、生産量は02年度200トン、05年度1000トンを見込む。
 各社は、米カーギル・ダウ社からポリ乳酸樹脂を調達している。

(日刊工業新聞 2003年2月3日)

 

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