2003年1月20日に発足した千葉県バイオマス・プロジェクトチームの一員として、バイオマス資源の発生側と需要者側の情報をそれぞれ必要とする相手に的確に受け渡すことにより、県内におけるバイオマス利活用を推進している。
バイオマスの仕事に携わってみて、県内において民間事業者を主体に、プロジェクトチームとして把握しているだけで、既に30事例を超える数多くの取り組みがなされていることに感銘を受けた。
これらの取り組みの多くは、単一のバイオマス資源を利用する単独プラントであるが、最近お聞きする話の中では、地域における循環システムを視野に入れた構想も増えてきて頼もしく思っている。
いずれにしろ、社会経済の中でバイオマスの利活用をごく当たり前のものにするためには、農業系、工業系そして商業系が連携し情報と知恵を出し合うことが非常に大切であると考える。
バイオマス関係の皆さまには仕事に積極的に取り組まれる方が多く、そのような環境の中で一緒に仕事をやらせていただける楽しさ・喜びを感じる今日この頃である。
〈千葉県環境生活部資源循環推進課バイオマス・プロジェクトチーム 中野 裕三郎〉 |