バイオマス関連記事2003年8月
■廃食油からのディーゼル燃料生産商業化には、広域回収が必要との研究結果
廃食用油からつくったバイオディーゼル燃料(BDF)を商業ベースで生産するための研究結果を、兵庫県稲美町の産廃処理業、金澤産業がまとめた。微生物を酵素材として培養し、廃油と反応させる「固定化微生物法」を採用し、2002年夏から実験した。その結果、この方式で収益を上げるには、1ヶ月に最低50キロリットルの生産が必要で、広域的な回収の仕組みが必要との結論となった。
(神戸新聞 2003年8月27日)
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