バイオマス関連記事2003年8月
■RPS制度 電力と新エネ相当量の一括取引は「独禁法上問題」
公正取引委員会は、平成15年4月から新エネルギー発電法に基づくRPS制度が開始されたことに伴い、同制度による一般廃棄物発電の余剰電力取引の実施状況について調査を行ない、調査で把握された内容についての独占禁止法上の考え 方をまとめ、8月18日付けで公表した。 その中で公取委は、「電力会社が余剰電力市場での独占的な地位を利用して"新エネ相当量"証書の一括販売を求めたと受け止められかねない状況がある」と問題視。独占禁止法上問題となるおそれがあると指摘した。
(EICネット 国内ニュース 2003年8月19日) http://www.eic.or.jp/news/detail.php3?serial=5846&sort=&category=61