バイオマス関連記事2003年5月
■建設廃材の木くずの再資源化率は38%
建設リサイクル法の再資源化義務3品目のうち、最も再資源化率が低いのが木くず(建設発生木材)。年間約500万tの発生量のうち、再資源化されるのが38%、約6割がサーマルリサイクル、約4割がパーティクルボード製品などへマテリアルリサイクルされる。全国木材資源リサイクル協会の彦坂武功会長によると、建設発生木材の再資源化率が伸びない原因は、再生チップ需要の頭打ちにある。
(週刊 環境とエネルギー 2003.5.29)