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■岩手県林業技術センターでチップボイラーを導入

 岩手県矢巾町の県林業技術センターは、業務用のチップボイラー2台を設置した。
 今後、燃焼性能や適正出力の実験をして、学校など公共施設や大型施設への導入を目指す。導入したボイラーはスイス製で一台が最大出力400kW、もう一台が同200kW。チップを燃やして約600℃のガスを発生させ、機械の上部にあるパイプを通る水を温める仕組み。チップを乾燥させずに使用でき、重油と比べても燃料費は安いという。事業費はボイラー本体購入費が約4800万円、ボイラー室建築工事費が約2100万円。

(岩手日報 2003年4月16日)

 

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