バイオマス関連記事2003年4月
■東京電力、RPS法にバイオマスで対応
4月から全面施行となったRPS制度で、東京電力は今年度9億8000万kWh程度の新エネルギー電力利用が義務付けられた。太陽や風力、中小水力を合わせても2億kWh程度にしかならないため、現在年間11億kWh程度を購入している廃棄物発電のバイオマス相当分に期待をかける考え。環境プレミアム分の他社からの購入については、年度末での購入状況と見ての対応となりそうだ。義務量が急増する2008年度以降は、石炭発電に木材やもみ殻などの混焼の可能性を探っていく。
(電気新聞 2003年4月4日)
|