バイオマス関連記事2003年4月


■キリンビール、消化ガス利用の溶融炭酸塩型燃料電池を稼動

 キリンビール株式会社では、取手工場に導入している溶融炭酸塩型燃料電池(250kW)を4月2日より定常的な電力・蒸気供給を開始する。本燃料電池は、丸紅と共同で導入したもので、消化ガスを利用する新型燃料電池として世界初の商業稼動となる。燃料は、廃水処理設備で発生する消化ガスで、これにより、取手工場で使用する電力の約4%と蒸気の約1%を賄う。発電効率は47%、総合熱効率は72%以上。

(日経プレスリリース 2003年4月2日)

 

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