バイオマス関連記事2003年3月
■千葉市のメタン発酵施設建設、PFI導入を断念
千葉市は、蓄ふんをメタン発酵させメタンガスを取り出す「広域発酵処理施設」の建設計画を見直す方針を固めた。昨年実施した事業可能性調査で蓄ふんの回収、処理などで市と農家に年間5億円の費用負担が発生すると試算。このため、財政負担の対価としてのサービス価値(VFM)が達成できそうにないと判断し、PFIを導入する計画を全面的に見直すことにしたもの。今後はコンパクトで低コストな設備あり方を模索していく方針。
(環境新聞 2003年3月5日)
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