バイオマス関連記事2003年2月
■自動車燃料へのバイオマス活用広がる
丸紅はサッポロビールなどと共同で、タイのアルコール製造会社とエタノールの生産プラントを6月にも建設を始める。バガスなどを発酵分解する施設で、2005年春にも年間3万キロリットルの規模で生産を開始する。同国は、ガソリン消費の10%にあたる60万キロリットル分のバイオマス燃料の供給を目標にしている。
三井物産はブラジルのエタノール製造会社コザンと共同で3月に生産試験を開始する。
伊藤忠もマレーシアでパーム油を原料とする燃料を生産する計画。そのほか、日揮、三菱重工業、日本食糧などがそれぞれ開発に取り組んでいる。
(日本経済新聞 2003年2月20日)
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