アジア地域のバイオマス利用
バイオマス資源の利用は、適正に管理し、持続的に利用すれば,地球上の二酸化炭素を増やさないため(カーボンニュートラル)、地球温暖化防止にむけたエネルギーとしての期待が高まっています。
地球温暖化防止のための世界的な議論の中では、二酸化炭素排出抑制は経済発展を規制するものとして、発展途上国の中では反対の声や公平性に反するという声が多く、地球温暖化問題は、「環境」か「開発」かの議論になっています。
しかし、バイオマスのようなカーボンニュートラルなエネルギーによる経済発展が可能となれば持続可能な発展の新しいモデルを構築していくことが可能になります。
現在のアジア諸国のエネルギー使用量におけるバイオマス使用量の割合です。
表はアジアの発展途上国6カ国によるバイオマスエネルギーの利用状況ですが、各国非常に高い現状です。一般的に発展途上段階にあり、経済活動が低い国においては、薪炭エネルギーといったバイオマス利用が中心でありますが、このような現在のバイオマスエネルギー利用を応用することによって新しい発展モデルを目指している現状であります。
特に、この表の中にあるベトナムにおいては、国民一人当たりのGDPも高く、経済発展を進めながらもバイオマス利用が盛んであることを示しています。
国名
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100万人あたり
エネルギー使用量(PJ)
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エネルギー全体に占める
バイオマスの割合
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国民一人当たり
GDP(US$)
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ネパール
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13.3
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90.2%
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199
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ミャンマー
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8.4
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87.4%
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288
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カンボジア
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9.2
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85.1%
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384
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ブータン
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9.6
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82.7%
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222
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ベトナム
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14.4
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77.7%
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865
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ラオス
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9
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77.2%
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363
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